フリーマーケットの出店に古物商はいるのか?

フリーマーケットとは、一般的に、大きな公園や広場などで催され、出店者が主に不要になった生活用品などを出品し、その出品物を手に入れたい者と取引を行う場所のことです。

フリーマーケットでは主に不要品などが取引されますが、フリーマーケットに出店して物を売る場合にも古物商許可がいるのでしょうか?

フリーマーケットに出店する場合に古物商許可が必要がどうかは、「古物商の定義」を理解すれば分かりやすくなります。

以下、古物商の定義について見ていきましょう。

古物商の定義

古物営業法に規定されている「古物商」とは、古物営業法に規定されている「古物」を、”業として”売買、または交換する業者や個人のことを指します。

”業として”とは、継続的に利益を出す意思を持って、という意味です。

つまり、古物営業法は、継続的に利益を出す意思を持って古物の売買等を行う業者や個人のことを「古物商」と定義しているのです。

そして、「古物商」を営む場合には、公安委員会から古物商許可を受ける必要があります。

したがって、年に1、2回程度、フリーマーケットで不要品を売る場合などは、客観的に見て、継続的に利益を出す意思があるとは言えないので、古物営業法上は「古物商」とは認められず、古物商許可は必要ないということになります。

原則は必要ないが例外もある

以上のように、年に1、2回程度、フリーマーケットで不要品を売る場合などには、古物商許可を取得する必要はありません。

ただし、フリーマーケットに出店する目的が、継続的に利益を得るためであって、かつ、年に何十回もフリーマーケットに出店する場合には、古物商許可が必要になります

結論として、フリーマーケットに出店する場合には、原則として古物商許可は不要ですが、例外的に古物商許可が必要になる場合があるということを覚えておきましょう。